オープニング
本イベントの開催にあたり、WHIのご紹介をかねて、開発部門責任者の浜田よりご挨拶させていただきます。
浜田 裕介
AIがコードを書き、業務を代行する時代。ソフトウェア開発の本質は、どこに宿るのか?
私たちが挑むのは、これまで積み上げた膨大な資産とAIを融合させる
「エンタープライズAI実装の"壁"と"解"」です。
570万人の人事データを支え、国内大手法人の3社に1社で稼働する統合型人事システム『COMPANY』。
30年にわたり日本の人事業務を支えてきたWHIだからこそ語れる、技術の最前線があります。
本イベントでは、HRドメインの複雑性に挑む独自AIエージェント開発の裏側から、
検証だけで終わらせないBtoBでの「使われるAI」の実践知、
そして複雑な法改正を完遂するための「文脈理解」と「意思決定」まで――。
未来のエンジニアリングを形作る、挑戦のリアルを体感してください。
11:00
本イベントの開催にあたり、WHIのご紹介をかねて、開発部門責任者の浜田よりご挨拶させていただきます。
浜田 裕介
11:10
本セッションでは、日本の人工知能研究の黎明期からこれまで第一線で活躍する研究者と、ビデオゲーム産業の経営者として数多くの先端技術の実用化に関わった実務家が、「AIに代表される新しい技術が、研究段階を経てどのような実際のシステムとなるか、産業の競争力を形作るのか」について議論を行います。
12:00
AIがコードを生成する時代、ソフトウェアの価値はどこに宿るのか。本セッションでは和田卓人氏を迎え、これからのエンジニアリングの本質を探ります。30年にわたり蓄積された人事給与の業務知見は、AIに解くべき文脈を与える重要な資産です。これらが「統合型」という一貫した構造の上で扱われることで、分断されたシステムでは得られない一貫した自動化の可能性が見えてきます。歴史と構造から紐解く、AI活用の論理を提示します。
和田 卓人氏(t-wada)
プロフィールはこちら
12:50
13:00
複雑すぎる仕様と肥大化したコードの前では、AIの真価は発揮されません。WHIが挑んだのは、30年分の不要機能を廃止し、短期間かつ無停止で適用できるリリースの実現によって、AIと共に最短距離で価値提供できる環境を整えることでした。開発者の認知負荷を最小化し、創造性を最大化するエンジニアリングの真髄。AIを使いこなすための前提条件として、いかに技術基盤と開発者をアップデートしたかを語ります。
新村 北斗
足達 穣
13:40
WHIでは、自社開発の生成AIプラットフォーム「WeiseHub」を社内で展開。安全な生成AI活用を推進し、業務での実践を通じて多様な活用アイデアと技術ノウハウを蓄積してきました。社内での試行錯誤から得られた知見は、従業員向け問い合わせ回答AIである「COMPANY Weise」の開発へと発展しています。本発表では、社内で試し、磨き、製品へ還元するWHIのAI研究開発のフレームワークを、「WeiseHub」のWhy、What、Howの観点から紹介します。
寺尾 拓
葭本 匠
14:20
14:30
約1,200法人グループの業務知見とAIを掛け合わせ、人事業務の圧倒的な効率化に挑むWHIの開発チーム。汎用的なAIツールでは難しい、日本特有の複雑な人事・給与業務を自動化する「ドメイン特化型エージェント」の設計とは? ミスが許されない人事領域における精度の壁や「それはAIでやるべきか?」という本質的な問いに向き合いながら、日々泥臭くエージェント開発に取り組むメンバーが現場のリアルな試行錯誤をお話しします。
伊藤 裕之
井上 大貴
小林 賢大
赤坂 凌
15:10
WHIが開発したAI人材マッチング機能「COMPANY Bizmatch」は、プロトタイピングを活用し、構想からわずか5ヶ月で開発されました。本セッションでは、特にリリース前後に直面した課題や改善のプロセス、そしてファーストユーザー様での本稼動に至るまでのリアルなストーリーを紹介します。さらに、今後WHIが目指すAI Readyなデータ基盤戦略や、「COMPANY」が管理する約570万人の人事データを活かす価値創出の展望についてもお話しします。
加藤 文章
吉田 治史
佐藤 智可良
15:50
WHIの開発現場には、エンジニアがドメインの深淵に潜り、業務の本質を解釈する独自の文化があります。エンジニアがお客様の業務を誰よりも深く理解し、実装までを一貫して担うことで、圧倒的な開発アジリティとプロダクト品質を両立させています。本講演では、この「ドメイン知識×技術」の直結がいかにしてタレントマネジメントという難解な領域でブレイクスルーを生むのか、唯一無二の開発の極意を明かします。
横松 正樹
前川 誠
江澤 誠哉
16:30
16:40
30年来の大規模コードへのAI適用や、若手有志が主導するAIコミュニティの活動など、WHIにおける実践的なAI活用術を公開します。技術の導入自体をゴールとせず、問い合わせ対応の効率化といった実務課題に「まずやってみる」姿勢で挑んだ軌跡を紹介。GitHub CopilotやDevinの活用事例から、製品の信頼性を守るセキュリティへの配慮まで、安全かつ確実なAI導入の舞台裏を若手エンジニアの視点で語ります。
清水 博文
杉山 爽平
17:20
WHIでは、税・社会保険等の法改正への対応機能を毎年継続してリリースしています。
全ユーザーが一斉に利用を開始する特性上、大規模な対応においても遅延や失敗は許されない領域です。
AIを効果的に活用していくことは必須ですが、法改正対応のコアとなる部分はAIには代替できません。
本セクションでは、最高難度の法改正対応を最前線で乗り越えてきたエンジニアが、泥臭くもリアルなエピソードを交えつつ、法改正対応の極意を語ります。
犬丸 紘史
髙橋 尚也
納谷 良介
18:00
18:10
1986年東大大学院博士課程修了。工学博士。電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)、公立はこだて未来大学、東京大学を経て京都橘大学教授。元人工知能学会会長。専門は人工知能全般。著書に「鉄腕アトムは実現できるか」「先を読む頭脳」「AIに心は宿るのか」など。
学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。執筆活動や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。
『プログラマが知るべき97のこと』(オライリージャパン、2010)監修。『テスト駆動開発』(オーム社、2017)翻訳。『事業をエンジニアリングする技術者たち』(ラムダノート、2022)編者。『SQLアンチパターン第2版』(オライリージャパン、2025)監訳。テストライブラリ
power-assert-js 作者。
1986年東京大学大学院情報工学修士、1997年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士。日立製作所でメインフレーム、スーパーコンピュータのCPU開発に従事。ゲーム業界に転じコーエーテクモゲームス、ジンガジャパン、セガ、SNKで社長を歴任。ゲーム業界開発者カンファレンスCEDECの運営に長くかかわる。
2026年Works Human Intelligence社技術アドバイザーに就任。